近隣の方々へ・・・投球障害はぜひ大川整形外科で!!

更新が遅くなり申し訳ありませんm(_ _)m

最近、新年会や結婚式などで飲みすぎて若干太り気味で・・・、
大川整形外科で流行ってる肉体改造にちゃっかし参加しようか考え中の理学療法士の恩田です。

・・・たぶん、やらないでしょうけど(笑)


さて、本題に入りましょうか。
今回は珍しく結構真面目です。(笑)

投球障害とは、読んで字の如く、野球などの投球動作による障害です。

障害に陥りやすい投球動作の特徴は、
リリース直前に肘が肩よりも下がってしまい、肩や肘に負担をかけることです。(以下、「肘下がり」)

野球の投球動作は、

 1.ワインドアップ:ステップ脚が上がりきるところまで

 2.アーリーコッキング:ステップ脚が地面に接地するまで

 3.レイトコッキング:投球側の肩が最大外転・外旋位に達したとき

 4.アクセルレーション:リリース直前まで

 5.フォロースルー:リリース以降

                  と、5つに分けて動作を観察していきます。

その中でも、ワインドアップアーリーコッキング

「肘下がり」につながる特徴的な投球のパターンが見られることが多くあります。

まず、ワインドアップでの正しい動作は、

脚を上げたときに体がブレず、軸足の上に重心が乗っている状態です。

  

しかし、上半身が投球する方向の反対側に大きく倒れている場合や、

重心が後ろにかかりすぎている場合、結果的にそれ以降の動きで「肘下がり」が生じることがあります。

×   ×

次に、アーリーコッキングでの正しい動作は、

ステップ脚が接地したときに、肘が肩と同じか肩より上がっている状態です。

  

しかし、肘が下がっていたり、肘を体よりも後ろに引きすぎてしまっている場合、

リリースまでに肘が上がらず、「肘下がり」となってしまうことがあります。

×  ×


このように、ちょっとした体の動きや手の位置などの変化で、「肘下がり」が生じてしまい、
その動作を反復することで、肩や肘などに痛みが出てしまいます。

安静にしていれば、投球での痛みは無くなるかもしれませんが、
動作を改善しない限り、再発する可能性は非常に高くなってしまいます。
また、動作の改善にはリハビリによる運動療法(筋力強化やストレッチなど)が必要です。


そこで、
正しい動きを獲得するために、何を治せばいいのか、どこの筋力を鍛えればいいのか…など、
投球障害についてお悩みの方や投球障害予防を希望の方!!
ぜひ、大川整形外科のリハビリスタッフにご相談ください!!お待ちしております!!

※上記のような、動作の特徴が必ずしも痛みにつながるわけではありません。
 人によっては、投球動作の流れの中で「肘下がり」を修正する場合もあります。